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「お陰様で」の言葉を大切に

のぼりとの杜コラム

日頃、何気なく使っている言葉はたくさんありますよね。そのひとつに「お陰様で…」という言葉があります。
会話の冒頭、少しへりくだって挨拶する場面の枕詞で使うことが多いと思います。
この「お陰様で」という言葉は感謝を述べる意です。何に対して、誰に対してお陰様と言っているのだろうと思い調べてみました。

この「お陰様で」の「陰」には神様仏様といった意味があるそうです。これに、敬称の様を付けて「お陰様」と記すようになったようです。ということは、神様仏様に感謝を表す言葉であると理解できます。
なるほど!素晴らしい言葉じゃありませんか!!
そこから、相手への感謝を述べる際の枕詞として使われるようになったということは、その相手が神様仏様くらいの力で寄り添ってもらえ「お陰様で良い結果に結びつきました」や「お陰様で助かりました」と感謝につながるわけです。

そして、もうひとつを意味するものは先祖です。今の自分がこの世に存在するのは親であり祖父母であり先祖であります。そして、たくさんの人との出会いが生まれ縁ができます。その出会った方々は先祖がいたからこそであり、その感謝の言葉が「お陰様」なのです。
私もそうですが人は多くの方々に支えられ生きています。今回、何気に調べてみた「お陰様で」の言葉からは、改めて謙虚に感謝の気持ちを持ち続けようとリマインドできた次第です。
これから「お陰様で…」と発するときはその意味を噛みしめながら挨拶をしたいと思います。

 


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