末期の水(まつごのみず)とは、息を引き取った方のお口を水で潤して差し上げる事です。
病院で息を引き取った後やご安置後に末期の水をご家族がされることが多いです。
なぜ、このようなことを行うのかというと…
お釈迦様が入滅される際にお水でのどを潤わせ、安らかに亡くなった事から、このような慣習ができたと言われています。
末期の水を行う際は、専用の綿棒や割りばしに脱脂綿やガーゼを巻いたものに軽く水を取り、故人様の唇に軽くトントンと当てます。(下記写真参照)
その際は口の中に押し込んだりしないように気を付けましょう。
お水以外にも、故人様のお好きな飲み物(お酒やジュース等)でも構いません。
最後に口元を軽く拭いて差し上げます。
故人様が安らかに旅立てるように、お声を掛けて差し上げながら心を込めて行いましょう。
ご自宅やご安置室で行う際は、スタッフがサポートいたしますのでご安心ください。
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