葬儀の相談の時に葬儀屋さんから参列される方の人数を質問されます。
「ご遺族は何名?ご親族は何名?ご親戚様は何名?」
といった内容です。
普段は考えることはないので、実際に遺族はどこまでの範囲?親族は?親戚は?と思ってしまいますよね。
◎遺族
遺族=家族と思ってください。
定義として「配偶者、父母、配偶者の父母、祖父母、兄弟、姉妹、孫など。そしてそれ以外の同居の親族者」と定められています。
一般的には故人様にと濃血縁であり、またともに暮らしたり生活をしていたりしていた人と考えたらわかりやすいかと思います。
◎親族
親族は法律的には「配偶者、6親等以内の血族、3親等以内の姻族の者」となっています。
故人様を起点とし
「配偶者、子、孫、ひ孫、玄孫、父母、兄弟姉妹、祖父母、曾祖父母、叔父、叔母、いとこ、はとこ、甥姪、いとこの子、姪の子」
「配偶者側の父母、祖父母、叔父叔母、配偶者兄弟姉妹、配偶者の甥姪」
までが親族ということになります。
◎親戚
親戚とは「家族(遺族)以外で血縁や婚姻関係で結びつきのある者」となっています。わかりやすく言えば家族(遺族)以外で血縁関係のある者ということになります。親族は親戚ということですね。
具体的に解説をいたしましたが、親戚には定義はありません。血縁関係にあって各ご家族の認識の中で「親戚」という概念であれば親戚様ということでよいと思います。
いかがだったでしょうか。お時間がある時に我が家の家族、親族、親戚の範囲を書き出してみたりするのもよいと思います。ちょっとした豆知識にもなりますよ。
我が家の家系図作成もおすすめです。
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