葬祭業に従事する方が持つ資格に、
厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査というものがあります。
葬祭ディレクターは1級と2級の2種類があります。
2級は実務経験が2年以上の方に受験資格があります。資格内容は、個人葬における葬儀施行の知識・技能を有するレベル。
1級は実務経験が5年以上または、2級取得後2年経過した方に受験資格があります。資格内容は、社葬を含むすべての葬儀における葬儀施行の知識・技能を有するレベル。
葬儀社で働いていても、しっかりと実務経験を積まないと受験資格が与えられないのです。
いずれも試験内容は司会・接遇・幕張・学科試験・実技筆記があります。
司会…葬儀の際の司会を審査員の前で行います。名前の読みが正しいか、臨機応変なナレーションを自身で作成できるかがチェックされます。
接遇…お客様との打ち合わせの応対を行います。お悔やみの言葉や挨拶がしっかり言えているか、お名前の確認を行っているかなどがチェックされます。
幕張…制限時間内にテーブルに白布できれいなひだを作ります。
学科試験と実技筆記の内容がどんな感じなのかご紹介します(^^)/
2級
・死亡届はいつまでに提出をしなくてはいけないか。
・○○宗の焼香の回数は何回か。
・キリスト教でも焼香を行う場合があるか。
1級
・エンバーミングにはどのような効果があるか。
・お墓を買うと不動産になるか。
・告別式という名称が最初に使われたのは誰の葬儀か。
実際の試験は選択式です。【葬儀概論】という、葬儀の教科書のような物があるのですが、その内容に沿って問題が出題されます。
私は現在、2級を持っていますが、試験を受ける際はかなり過去問で勉強しました(^^;
今年は1級審査を受ける予定です!一発で合格できるように頑張ります!